Sounding Point
早熟の天才といわれるジュリアンの20歳の時のアルバム。
ゲイリーバートンに才能を見抜かれ十代のころから活躍しとる若手ギタリストです。
とりあえずギターの技術は凄まじいです。アコースティックな響きの音色は美しく艶があります。
楽曲は美しい室内楽的な感じでいわゆるスィングでやるジャズという感じではないです。マイルスのAll Bluseとかもやってますが。もっと泥臭さもほしい。
しかし、どの曲も完成度の高さとクリエティビティの高さには舌を巻きます。
デビュー作にありがちな色々詰め込んだ感というのもあるかな、とも思いますが全体のクオリティーはすごく高いです。
ジャズ作品では若干登場機会の少ないチェロやバンジョーなども取り入れて自分なりの音楽を構築しようとしているのが伝わってきます。
ジュリアンの作り上げる音楽の出発点となる作品。是非一度聞いてみてください。
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